リハビリ中のメンタルケア~どんな声かけや促し方が効果的か解説~ – 訪問看護ステーションMARE(マレ)

リハビリ中のメンタルケア~どんな声かけや促し方が効果的か解説~

みなさん、こんにちは!

訪問看護ステーションMARE

マーケティング担当/理学療法士の城内洋人です。

本日は、

リハビリ中のメンタルケア~どんな声かけや促し方が効果的か解説~

についてお話させて頂きます。

ぜひ、最後までお付き合いください!

セラピストのみなさんもさまざまな経験をされている中で、

「リハビリ何かやっても意味がないからやらない」

「リハビリをする気にならない」

と言われてしまい、思うようにリハビリが進まないということも多く経験するのではないでしょうか?

リハビリが進まないことで、良くなれる可能性のある方でもなかなか良くすることでができなません。

セラピストとしてはもやもやしてしまうことでしょう。

この記事では、以下のトピックについて解説します。

リハビリ中のメンタルケアに繋がる声かけや促し方

実際に筆者が体験した事例紹介

記事を読めば、どうすればメンタルケアが必要な方でもスムーズにリハビリを行うことができるようになるのかがわかります。

「メンタルに課題があってリハビリが上手く進まない」と感じている方は、ぜひ参考にしてください。

リハビリ中のメンタルケア~どんな声かけや促し方が効果的か解

セラピストのみなさんもさまざまな経験をされている中で、

「リハビリ何かやっても意味がないからやらない」

「リハビリをする気にならない」

と言われてしまい、思うようにリハビリが進まないということも多く経験するのではないでしょうか?

リハビリが進まないことで、良くなれる可能性のある方でもなかなか良くすることでができなません。

セラピストとしてはもやもやしてしまうことでしょう。

この記事では、以下のトピックについて解説します。

リハビリ中のメンタルケアに繋がる声かけや促し方

実際に筆者が体験した事例紹介

記事を読めば、どうすればメンタルケアが必要な方でもスムーズにリハビリを行うことができるようになるのかがわかります。

「メンタルに課題があってリハビリが上手く進まない」と感じている方は、ぜひ参考にしてください。

結論から言うと、

この声かけさえ言っておけば誰でもリハビリに応じてくれますよ、

といったフレーズはありません。

それもそのはず、個々によって経験したことや置かれている状況が異なるため、同じような声かけをしたところで、10人いて全員が「よし、リハビリしよう!」とはならないと思います。

私が実際にリハビリをする中で使っているテクニックは大きく分けると2つあります。

それは「声掛け」と「客観的に認識してもらう」という点です。

リハビリ中の声かけ

声掛けと言っても様々ありますが、リハビリ中あるいはリハビリをはじめる前に重要なポイントは、

『承認する』ことです。

私たちセラピストは問題点を見つけ出し、これが悪いから今このような状態になっている、ということが仕事なので、ネガティブポイントを見つけ出すことが得意な職種と言えるでしょう。

そのため他のセラピストの患者様との会話を聞いてみると、

「この筋肉にもう少し力をつけていければもう少し楽に歩けるようになる可能性があります」

といったように、この筋肉はすでに弱っているという前提での会話となっています。

例えば、身体的な側面において承認するということは、このような表現になると思います。

「この筋肉は上手く使えているので、もう少し繰り返しリハビリしていけば楽に歩けるようになる可能性があります。」

このように一つの運動を行った場合、上手く動かせていないところももちろんあるかもしれませんが、上手く機能させられているところもあるはずです。

例えば側臥位で股関節外転運動をしている時、中殿筋の力が弱い事ばかりにフォーカスするのではなく、体幹部の安定性はどうか?姿勢はどうか?呼吸のタイミングはどうか?などをみることも大切です。

体幹部が後方に傾く方もいる中で、傾かなかったのであれば体幹部は安定性があるな、と判断できるのであれば、このことをフィードバックしてみましょう。

「上半身が後ろに倒れる方も多いのですが、倒れなかったので、お腹周りの筋力はしっかりあると考えられるのでとても良いですね」

セラピストは上手くできていることを当たり前と思うのではなく、良い状態でできているあなたは良くなれる可能性があるというモチベーションをつくって行くことが重要です。

客観的に認識してもらう

簡単に言うと、ビフォーアフターで良くなっていることを認識してもらうことが重要です。

先ほどの例に挙げた、股関節外転運動でも同じようなことが言えます。

以前は外転時には介助が必要だったものが、今は介助なしでもできるようになっている場合は明らかに力がついている客観的な証拠になるため、そのことを認識してもらうことで、自分が改善している状態であることを認知できるようになります。

またその状況を動画に納めておくと、記憶に残りにくい方でも確認することができるでしょう。

メンタルケアが必要な方は自分自身のことを客観的に見れていない方も多くいます。

特にケガや病気の後には自分自身がこのような状態になってしまい、もうこれまでのような生活ができるような気がしない、というような漠然とした不安などから、自分が良くなるようなイメージがつくれない状態にある方がいます。

そのような場合には、現在の状態をできるだけポジティブな点について客観的にお伝えすることが必要です。

事例紹介

では実際に私が過去に体験したことのある事例をご紹介します。

私が回復期病院に勤務していた頃の事例です。

70歳代の女性で、腰椎圧迫骨折を受傷し入院しました。既往歴に肺がん、うつ、があり、元々引きこもりがちな生活をされていた方です。

Geriatric depression scale 15(GDS)という精神機能の検査では10点以上をうつ状態と判定できますが、入院初期には12点でした。

私がおこなったリハビリでの関わりは上記の声かけに加えて、客観的なデータとして良くなっている状態を確認してもらいたかったので、活動量計を用いたリハビリをおこないました。

活動量計は歩数や生活活動時間などを客観的な数値として示すことができます。

これらの情報を定期的に確認することで、今行っている辛くて大変なリハビリも、ちゃんとおこなえているから良くなっている、ということにきづくことができ、最終的に身体機能レベルも改善。GDSも12点→8点に改善しました。

退院後、家族と電車に乗って買い物に行ったり、自主トレーニングを継続したりと、前向きに生活することができるようになりました。

リハビリをいくらおこなっても、良くなっているということを実感しにくい方、特に高齢者の方はそのように感じる方も多いです。

そのような場合には適切な声かけに加えて、自分自身が客観的に見て良くなっているんだと分かる情報を提示することがポイントとなります。

まとめ

病気やケガになるとこれまでとは異なった精神状態になる、特にネガティブな状態になる方が圧倒的に多くなります。

そのような状況の中、リハビリ従事者として関わるセラピストは患者様の精神状態についてもケアをした上でなければ、リハビリが上手く進まないという状況も多く経験します。

セラピストができるメンタルケアとして、ポジティブな側面に気付きそのことをフィードバックする声掛けが大切です。

また、自分自身が改善していることに気付きを与えることも重要です。客観的な情報を用いて自分自身のポジティブな変化を認識してもらうことで、リハビリに対しても前向きに取り組めるようになるだけでなく、その後の生活も自主的に活動していこうという意欲も高まっていくことに繋がります。

ついついセラピストは問題点に目がいきがちですが、患者様の良いところはどんなところか、そこを上手く活かせるようなリハビリをプランニングし改善を目指していくことができればより良いリハビリ支援ができるでしょう。

いかがでしたか?

これから訪問看護ステーションMAREは、

パーキンソン病や神経難病、がん末期の方々の

「この先も自分らしく生きていきたい!」

を叶えるために最善と全力を尽くして参ります。

引き続き、よろしくお願いいたします!

~訪問看護ステーションMARE~

兵庫県尼崎市立花町にある「パーキンソン病・がんターミナル専門」24時間対応型訪問看護ステーションです。※その他疾患も対応可能

看護とリハビリ、美容サービスの連携をとり、ご自宅で「その人らしさ」を大切に毎日をお過ごしいただけるよう「心に寄り添うオーダーメイドな訪問看護」をテーマに総合的なサポートを行っています。

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